Salon Yurika

28歳。作家、ファッション・美容コンサルタント。美容・インテリア・ファッション・闘病・暮らし、様々な「自分テラピー」をご提案するライフスタイルブログ。

【クローゼットを整理しよう!】整理、衣替え、断捨離、寄付、フリマその②【断捨離について】

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さて、前回の記事では誠にまとまってないながらにたくさんの方々にはてなスターを頂いたりブクマ頂いたりと、申し訳ない限りでした。 

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今回はもう少し有益な記事を書けるのではないかと思っています。今回は、断捨離について。 

断捨離って一時期(今も?)流行りましたよね。人によって意味が違いますが、誰にも共通しているのは「物を手放し、身も心も環境もスッキリさせること」を目標としていることです。

かといって、過剰にミニマリストになるぜっ(キラーン)」とか言って、もともと物がクソ多い人が無理に物を手放そうとしても、まずまあ手放せないという壁にぶち当たり、その壁を取っ払うことが出来たとしても、必要なものまで捨ててしまい、「あれがない…」「あ、あれは必要だったのに捨ててしまった…」と、後になって困ることが目に見えています。特にノリと勢いに任せてやると、本当にいいことないです。(経験済み。)ある意味、ノリと勢いに任せた衝動買いと同じです。(経験済み。)これらは逆のことのようで、生活においては表裏一体、同じような影響を自分に及ぼし、同じことを意味しています。必要なものを手放し、必要じゃないものを手に入れるのですから。

手放すその瞬間の思い切りは必要です。でも断舎離に失敗する人って、この「思い切り」を、「ノリと勢いに任せた断捨離」と勘違いしている人が多いような気がします。要するに、手放すまでの考える時間と考え方がとても大切なのです。そして、それを自分でしっかり決めて、心に決めて、腹落ちしてから、初めて勢いが必要になってくるわけです。ちなみにこれも買い物に関しても同じ。じっくりほんとうに必要かを考えて、それを手に入れたら自分にどんなメリットがあるのかをよく考えて、予算オーバーだったり買う予定がなかったのなら、それでも価値がある、必要だ、長く使う、大切にする、よし!買おう!!という最後の思い切りが必要。それを見た瞬間に、高いけど、欲しい!!よし!!買おう!!はダメです× それはいわゆる思い切りでなくノリと勢いってやつです。完璧なる衝動買いです。

 

さて、洋服の断捨離において、大きく分けて、考えないといけないのは二つのことだとおもいます。

・手放す基準は?

・手放す方法は?

この二つを軸に、詳細に見ていきましょう。


手放す基準

後述しますが、「手放す」には大きく分けて3つの種類があります。(売る、寄付する、捨てる)ただし、どれにおいても、自分の元から放すこと、自分のものではなくなることに関しては同じです。ですので、まずその自分のもとから手放すもの(DANSHARI!!)と、自分のもとに残しておくもの(KEEP!!)とで仕分ける必要がございます。

まず断捨離の時期ですが、例えば今はもうすぐ春物を着る時期になりますが、今の時期に春物、そして夏物の断捨離はおすすめしません。なぜなら、まだそのワードローブを、今の自分の状態で体験していないからです。そうすると、必要のあるものを捨ててしまう可能性が出てきしまうのです。どう考えても要らない、と、考える必要のないくらいの春夏物以外は、今の時期に断捨離するのはやめ、秋冬アイテムの断捨離をしましょう。

さて、秋冬物の断捨離を始める!となったら、まず大きくこの二つに分けましょう。

・今年よく着た服

・今年ほとんど OR 全く着なかった服

文章で最初に書くと分かりづらいので、まずは図で整理してみました。

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今年よく着た服

1. 気に入ってる&状態も良いこれは言わずもがな、KEEP!!

2. 気に入ってるつもりはないけどよく着てたここがけっこう重要なので要メモ!!_φ(・_・ これが本当に、「別に気に入ってないしな〜」つって、誤って手放しやすいんですけど、絶対来年になって、「あれ?あれどこ行ったっけ?」ってなります。なので、そんなに気に入ってるつもりはなくとも、よく着てたものは、何かしら「着心地がいい」「着回しが効く」「楽チン」など、無意識に思っているから着ているのです。それがなくなった時、代替え品探すのも意外と難しいし、本当に困るのよ。KEEP!!

3. 状態がキテる破れてたり、毛玉がどんなに頑張っても取れないくらいになっていたり、シミがついていたりするものは、自分をすごく見窄らしく見させてしまいます。こういったものは、思い切って手放しましょう。どうしても思い入れが強い、などのものは、圧縮袋や段ボールなどに収納して、クローゼット以外のところに置いておきましょう。

ほとんど OR 全く着なかった服

着なかった服でも、全てが断捨離の対象になるというわけではございません。まず、ほとんど着なかった服でも、それぞれ購入時期や、着なかった理由が全く異なるからです。

4. 今年買ったけど何かしらの理由(デザイン、サイズ等)で合わなくて着なかったこれは、今年欲しくて買ったはずなのに、それなのにも関わらず、着なかったものです。それはきっと来年着たくなるものではありません。DANSHARI!!

5. 今年買ったけど着る機会(シーン)がなかったどこか(パーティー、イベント、デート、ほか)へ着て行くために買ったけど、その機会に出会うことがなかったのは、服のせいではない可能性が高いです。これは一旦今年はKEEP!!にしておいて、来年も着なかったらDANSHARI!!にしましょう。なぜならきっと今度こそその機会にも出会う可能性が低いから。次にまたその機会に出会った時に買い直しましょう。

6. 去年買って去年はよく着てたけど今年はサイズが合わなくなってたこれは今年の体型の問題なので、一旦KEEP!!体型の変化って、恐らく大きくなってる方の可能性の方が高いという思うんだけど、ダイエットのモチベーションとしても取っておきましょう。これは次の項目にも繋がりますが、もし来年も着られなかったらDANSHARI!!です。

7. 去年買ったのに理由は何であれ去年もほとんど着なかったそれがサイズの問題だろうと、今年も着なくて、去年も着なかったのなら、それはきっと来年も着ません。サイズの問題なら、2年間着られなかったのなら、一旦諦めてダイエットしましょう。4と6の続きみたいなかんじですね。DANSHARI!!

8. 去年以前から持ってて去年も着なかったここも今までの話から繋がっとります。DANSHARI!!

9. 去年まではよく着てた去年まではよく着てたのに、今年は着なかったのは、5や6のような背景が見受けられます。着るシーンがたまたま今年はなかった、今年は体型に合わなくて着られなかった。なので一旦KEEP!!これも、来年も着なかったら、DANASHARI行きです。

10. それでも強い思い入れがある:思い出のモノとして取っておく、これはKEEP!!だけど、3にも書いたけどKEEPであってもクローゼットにKEEPするのではなく、圧縮袋などに小さく収納してから、クローゼット以外のところ、要するに、今後の自分のワードローブとは引き離して考えて、外しましょう。

 いかがでしょうか?大概の服が、この10項目のいずれかに当てはまると思います。KEEP!!の種類は、前記のように当然自分のワードローブにとっておくものと、ワードローブからは離して思い出の品としてとっておくもの(←ただしこういうものものなるだけ少なくしましょう)の二つですが、DANSHARI!!には、3つの方法があります。

 

手放す方法

手放すといったら、日本人の大体の人は「捨てる」という選択肢しか考えない人も、多いのではないでしょうか…?そしてそれゆえに、なかなかモノを手放せない、という人も多い理由の一つに思います。だって、私もそうです。手放すといっても、「捨てよう」と考えると、やっぱり結構勇気が要ります。だけど、捨てる以外にも実はたくさん方法はあって、それを知るだけで断舎離がうんっとやりやすくなります。

1. 売る:フリマで売ろう!

まずは、せっかくまだまだ着られるお洋服であれば、お小遣いにすることを考えてみましょう。今、私は生活苦なので、お小遣いというよりしっかり生活費の足しを稼ぐために真面目に自分の家にあるものを売る作業に取り組んでいるのですが、

これ、実際の私のメルカリページ画面。そう、こんなに売れるんです。そして、メルカリで古着を売るにはテクニックというか、ちゃんとしたやり方はあるけど、メルカリ自体はすっごく簡単でシンプルなプラットフォームなので、どなたでも簡単に使えます。今度、メルカリでちゃんと稼ぐ(転売とかではなく、自分の家にあるものを売るというピュアに稼ぐ)方法について別記事でじっくり紹介して行きたいのですが、そもそもまず、手放すお洋服の中で「売る」洋服は、上記の手放す基準のリストで言うと、

4. 今年買ったけど何かしらの理由(デザイン、サイズ等)で合わなくて着なかった

7. 去年買ったのに理由は何であれ去年もほとんど着なかった

8. 去年以前から持ってて去年も着なかった

この3つ、且つ人からお金をもらっても大丈夫なくらいの状態のもの、メンテナンス(洗濯、アイロンがけ、毛玉取り等で送る前に状態をよくすることが)できるものに限ります。

自分には合わなかったから要らない、というものは、少なからず自分が一度は「可愛い」「いい」「欲しい」と思って、お金を出して買ったものです。ということは、他の誰かも同じように「可愛い」「欲しい」と感じるはずなのです。ですから、別に特別なブランド品でなかろうと、フリマでは売れるんです!

2. 寄付する

これが一番日本人にとって思い浮かばない、頭にもよぎらない発想なのではないでしょうか。日本以外の国、例えばアメリカでは、着なくなった洋服などは寄付する、という発想が当たり前になっています。だって、まだまだ使えるものなのに捨てるって、それがなくて困ってる人だっているのに、普通に考えてすごくもったいなくないですか…?

"Someone’s trash is someone else’s treasure." という言葉があります。簡単に和訳すると、「あなたにとってのゴミは、他の誰かにとっての宝物」です。私はアメリカ育ちなので、学校や企業などが洋服以外でもそうですが、自然災害が起きた時や、貧困に悩んでいる国などに対し寄付できるものを集める、という風習の中で育ちました。なので、日本にはそういった機関や概念がないことがすごくもどかしく感じます。ですが、「寄付」という発想を取り入れるだけで、随分と断舎離もしやすくなると思います。

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「私の手からは離れてしまうけど、捨てられるのではなく、私より本当に必要としている誰かが大切にしてくれる」「大切にしてくれるだけじゃなくて、感謝してくれる」「ほんの僅かだけど、社会に、世界に、貢献している」という考え方を頭に植え付ける。私はこの考え方をすることで、まず第一段階の断捨離脳を持つことができ、物を手放せるようになりました。

寄付するものの基準は、売るものと同じく、

4. 今年買ったけど何かしらの理由(デザイン、サイズ等)で合わなくて着なかった

7. 去年買ったのに理由は何であれ去年もほとんど着なかった

8. 去年以前から持ってて去年も着なかった

それでいて、状態も多少の糸のほつれなどは気にせず、洋服がなくて困ってる人に着てもらう上で、その人が着ていてきっと恥ずかしくない、っていう状態であれば、大丈夫です。(※下着以外。)それでいうと、

3. 状態がキテる の中に、人の基準によっては、割とそこまで状態の悪くないものを入れて考えている方も多いと思うのですが、このリストの中からも、汗染みなどがひどい・すごく破れている、という状態のもの以外は、捨てるのではなく、寄付という道も考えてみよう!

日本では上記のような状況から、なかなか探しても受け付けている機関を探すのは難しいのですが、一時期よりは申し込みなども出来るようになっていたりと、少しずつ幅は広がってきました。

いくつか洋服を含む支援物資を受け付けている団体さんを見つけました。もちろん、宅配で送ったりするのにお金はかかってしまうところもあるのですが、例えば家具とかの不用品処分してもらうのにお金かけるより、人を助けるために少しくらいお金かけるって考えたら、なんだか気持ちのいいお金の使い方じゃないですか…?

フクサポ

特定非営利活動法人グッドネイバーズ・ジャパン

国際社会支援推進会 ワールドギフト

NGOリサイクル環境組合

古着deワクチン

上記はほんの一例ですが、是非是非皆様もいろんな寄付の仕方を探してみてください⁽⁽ ʚ(*ฅ́꒳​ฅ̀*)ɞ ⁾⁾

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少し良いことをした気持ちにもなれて、お部屋も心もスッキリします。

 

3. 捨てる
これが一番難しいやつですね。今まで大切にしていたものが、ゴミ山に行くなんて…と考えると、胸も苦しくなることでしょう。ですが、本気で服の断捨離をするのであれば、少なからず捨てるものも出てきます。捨てるものは、汗染みや破れがひどくてもう着られない、寄付もできないもの、また、ボロボロになった下着類。

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捨てるときは辛いかもしれないけど、忘れないで…!その資源は何かしらにまたリサイクルされ、リユースされる。何か役に立つものに使われる。さいあく、よく子供の頃に母親に言われていたのは、「カラスさんのご飯になるんだよ」でした。動物を愛する私としては、個人的にはこの考え方がいまだに一番物を捨てやすい。笑

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それに、ここまでしっかりと考えた上で捨てたものは、捨てたときは辛いけど、時間が経てば自然と考えなくなり、忘れられるはずです。

 

 

いかがでしたでしょうか…?今回の記事はかなり力入れて書きましたよ〜。頭使いすぎて、頭痛いもん。笑

前記事で書いたように、今年の衣替えに一番最適時期は、【4月11日】。それまでにクローゼットの中をスッキリさせて、ワードローブをかため、次のお洋服たちを迎え入れるための準備をしておきたいですね(ˊᗜˋ*)

 


今度は、メルカリでよく売れるコツについて書きたいと思いますー!
ただ、今生活費のために実際にその売る作業に一生懸命なので、いつ書けることやら…お約束はできませぬ…。

でも同じように困ってる人に向けてお役に立てると思いますのでいつかちゃんと書きたいです☺︎ 時代が変わる前にね。

 


Yurika